1859年にウイリアム・モリスが新婚の時に建てた
レッドハウスに行って参りました。

フィリップ・ウエップの建築でレンガ作りなので
その赤い色からレッドハウスと名前がついたとか。

モリスのデザインで新妻ジェーンの作った刺繍
モチーフの花デージー、太めの糸に刺繍糸で
コーチングステッチをしたもの

やはり太い糸でストレートステッチや
アップリケの技法を使った作品もあります。

布にプリントをする為の木型、自然を愛するモリスの
繊細な描写は現在も人々の心を魅了していますね。

高い天井には壁紙が貼られており明るい雰囲気

庭にはリンゴや梨の木、プラム、花々が植えられて、

中央が開くステンドグラスの窓からは季節ごとの爽やかな香りが漂うように

外壁に這うフルーツの木は窓からジェーンが手に取る事ができ

階段の端に取り付けられた穴は子供達が覗ける様になっており
家具の角はすべて削られて怪我をしない様にと

至る所にモリスの家族にたいする細やかな愛情が溢れた家に
とても感動しました。